ヘーズメーター実測例(測定機器コラム)
全光線透過率、ヘーズ 透明度(クラリティ)の実測例
実際に3種類の透明フィルムの全光線透過率、ヘーズ、透明度を実測した結果です。
ASTM A光源、ASTM C光源および ISO規格のそれぞれの測定結果を表1、目視の結果を図1に示しました。
通常であれば規格によって別々の測定器が必要ですが、弊社のhaze gard iでは1台で全ての規格の測定結果を同時に得る事が出来ます。
目視で見ると、サンプルBが最も透明で全光線透過率も最も高く見えます。
サンプルAは白色に霞んで見えますがヘーズ値を見ると、サンプルAとサンプルBはほぼ同じで、データ上では明確に区別がつきません。
そこで透明度(クラリティ)の数値を確認すると、サンプルAが最も高くサンプルCが最も低い結果が出ており、必ずしも目視と相関があるとは言えません。

表1:サンプル測定データ
測定結果と目視との相関を得るために、透明フィルムを15cm底上げしてみました。キーボードの文字がくっきりと見える度合いがA>B>Cの順になっており、透明度の測定結果と相関が得られているのが確認出来ます。このように、全光線透過率やヘーズ値で明確な差が表れず、目視結果と相関が取れないサンプルについては、透明度(クラリティ)の測定を試される事をお勧めします。

図1:サンプル目視結果

